一般社団法人京都府食品産業協会(京ブランド食品)

京都吟味百撰

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ごあいさつ

平成16年度において、一般社団法人京都府食品産業協会が展開した「京ブランド食品認定事業」は、京都府より「京都ブランド・新分野開拓事業補助金」を受け、京都府中小企業団体中央会の支援によって事業を実施しました。

年度当初は、京菓子協同組合、京そうざい事業協同組合、京都府漬物協同組合、京都府製麺卸協同組合、京都湯葉製造販売事業協同組合、京都府パン工業組合、京都府豆腐油揚商工組合の7組合が中心となり事業を進め、年度途中から京都府缶詰協同組合、関西納豆工業協同組合が参加され、合わせて9組合の協力によって京ブランド食品[京都吟味百撰]が立ち上がりました。

本事業は、平成13年から準備をはじめ、4年の歳月がかかりましたが、途中平成14年度に、豆腐業界が先行してブランド化に取り組まれ、大きな成果を上げられたことに励まされて、初年度2回の審査会を行い、合わせて9組合、141企業の270アイテムを京ブランド食品として認定し、発表できましたことは誠に感慨深く、「京ブランド食品認定委員会」に参加いただいた京都府、京都府立大学の南出教授、専門家の横倉氏、消費者代表、流通代表、京都府中小企業団体中央会並びに業界団体代表の皆様はじめ、本事業に御理解いただき認定申請された企業の皆様、本事業の広報に御協力賜りましたマスコミ関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。

京ブランド食品認定事業に参加された業界の特性として、(1)京ブランドイメージが強く多産地との差異化を求めるタイプ、(2)京ブランドイメージが中程度で京モノの結集とパワーアップを図るタイプ、(3)京ブランドイメージが弱く京モノの確立あるいは開発を図るタイプの3つのタイプに分類されますが、幸いにも「京ブランド食品認定委員会」及び「ワーキング委員会」が権威ある委員構成の実現とともに、厳正なる審査を経て認定する仕組みを構築できました。

今後この仕組みを収赦し、システムとして機能化させることが、ブランド展開の基盤として求められます。その結果として、消費者の高い信頼を勝ち取り、多産地との明確な差異化を具現化し、おいしくて高品質であり、安心・安全な食品という「京ブランド食品」のステイタスの向上を不断に続けていくことが、京ブランド食品認定事業に参加する食品製造業界・企業の責務であります。

そのことは、京ブランド認定食品ブランドマークの運用ガイドラインのなかで、「『京都吟味百撰』を展開する各業界・事業者が切瑳琢磨し、また、ブランドアイデンティティ(食の宝)を逸脱しないよう互いにけん制しあいながら、一人でも多くの方に認識していただく努力をすることが求められます。」と表明しております。

今後とも京ブランド食品認定事業の責任の大きさを強く自覚し、京ブランド食品の普及に努めて参る所存でありますので、皆様方の一層の御指導・御協力を賜りますようお願い申し上げます。

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